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Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感

service Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感
最終更新日: 2024年3月31日

Google/YahooリスティングからGoogle/Yahooディスプレイ広告に次いでInstaでの広告配信を所望されたので出稿・運用をやったが、最悪だった使用感について。

経緯と前説
4~5年前にFacebook広告の準備として広告アカウント?今の広告マネージャーの準備はしたことがあるが、Meta社の広告出稿を初めてやった。
Insta広告はいくつかの方法があるが、「広告ツール」から「新しいメディアで広告を作成」から新規で広告作成を試みるも2~3工程で403エラーページなる最悪さ。
仕方ないので投稿を一つ作りそれを広告にした。
前段階でInstaアカとfacebookアカの連携、Meta business suitsの作成などを行う。
未だにこうした深い部分ではInstaとFBの整合が出来ていない様で、広告マネージャーを作ろうとするも「APIエラー」となり作成できない。
Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感ただ、Instaの投稿を広告化するのに広告マネージャーは不要の様で(このあたりの案内が非常に解り辛く、何かの契約の約款見ている様だ)、正確な手順は失念したが程なく投稿から広告を作成できた。

広告資金の選択肢が狭い
ただ他(GoogleやYahooなど)のリスティングやディスプレイ広告は銀行振り込みによる入金からの課金とされているのだが、Metaの広告はクレカ・デビットなどカード登録かプリペイドからしか受け付けない。カード社会の海外とは異なり、残存する社内の一部の人間のみカードを使えるといった会社では手数料などの損金度外視で銀行振り込みだが、今回は出稿指示者に話してカード管理者へアカウントへ入らせてカード登録をしてもらい出稿に漕ぎ着けた。

Instagramの本質を考えればタップ/クリックはされないと思っていたが・・・
インスタのカテゴリに無いカテゴリーの業種でこの商品・サービスは普通SNSじゃ検索しない。どうせ誰もタップはしないだろと、オーディエンスの属性は年齢のみ絞り興味などはフルオープンに。ただ、見栄えのする写真を使って出稿、絵的にタップはされるかもとは想定していた。
一応広告はちゃんと作ったさ、そのために投稿一つしたしね。
蓋を開けてみるとCTC2.7%、クリック単価26円だと。業者にやらすSNS広告より遙かにCTCが良い、ただクリック単価は時間が進んでインプなどが増えると増額される仕組みのようで、日本じゃよくあるGとYのリスティングやディスプレイとは違うものだった。

タップされない限り課金は無かった筈だが?
約款風の規約等仔細まで読んでないが、クリック単価がインプやら増えると増額されるのは聞いてない、謡いにはインプやらは費用発生なしだが実質発生している、詐欺だろ!と思った。
そこから程なくしてMeta社から通知が来たが、領収書を発行したと、アクセスしてDLすると70円強をカード決済していてその領収書、3クリック分だったかな?
領収書の発行元はアイルランドの企業(Meta名義だが)故日本の税制はあたらないと、日本の消費税についてクライアントサイドで勝手に(ニュアンスな)やれと書いてある
まぁでもこの時点ではあまり気にしていなかった。

領収書発行=決済されているが極小額で決済された
翌日300円未満で2回、その次の日は500円未満で2回、領収書を発行したと通知が来てはDLし共有フォルダに入れて経理に連絡したが、その数の多さからカードの請求明細が長くなるのは確実で、広告管理者と経理の仕事が増えることからMetaのサポートに問合せて調べたところ、「支払い単位額」により決済されることが分かった。
Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感この時点で「支払い単位額」は700円だったがこんな数字の設定は一連の出稿業務の中で設定していない。
まぁ編集ボタンがあるのでどうにかなるか、と編集ボタンをクリックして編集。
Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感広告管理でMeta社ツールによる想定は14000円程度なので、20000円なら月極になると考えた。
保存ボタンをクリックすると保存できた。
Instagram/Facebook広告Meta広告の使用感

システムの不具合
さて、ここからが他人のカード情報を預かりながら支払いに関する設定をクライアントサイドでできないというMeta社の最悪なUIを知ることになる。
完了ボタンをクリックすると元の画面に戻るが、「支払い単位額」は700円のままだ。
やり直しても20000円で登録されているが、元の画面では700円のまま。支払い単位の変更できるが実際はできない、まるで詐欺のようだ。
システム的には表向きの700円が優先されだろうと思いサポートへ問合せ。
アイルランドからの請求による税制の問い合わせなど、お問合せによる案内もチャットのサポートもヘルプページの案内だったりで不案内、頭にくる。
カスハラくらいに言われるかもしれないが、領収書が日々発行されるのは広告管理者・経理に時間と手間を掛けさせるもので、それは金銭に等しいがMeta社にそれを担保できないだろ?と投げたところ電話でのやり取りができると書いてきた。
要はカード決済が月極になればよいだけだ、それへの変更スキームのみ分かればよいことなので電話を所望した。
架電も何時からとか言ってきたが、その最中に一人空いたので掛けてくれることになった。

電話対応も日本の常識では非常識
電話での回答だが、
ユーザーサイドで月極設定はできない、支払い単位額の変更もできない。
というものだった。
理由はハッキングによる設定変更防止だとさ、このくだらない言い訳にプチっと切れたが・・・普通に「ハッキングするならカード情報を盗むだろ?愉快犯なら広告増やしたり決済金額が増えることをするだろう、支払い単位額を弄るだけじゃ愉快犯も愉快になれないだろ」と言ったところ、くだらない言い訳はしなくなった。
だが問題の本質はユーザーのカードに対する決済日・決済される広告設定金額である。
電話のオペレーター日本語にやや不自由がある、アマゾンの様に中国人かと思ったが架電元番号からするとカリフォルニア辺りの北米だ。
現地のアメリカ英語ネイティブな日本人かと思ったが、こちらが喋っている上に被せてくる日本のCSとしては最低なことをやってくるのも日本の常識が無いオペレーターなのだろう。

Meta社のオペレーション/とシステムの不具合
サポートではシステム部門はおろか上長での対応も不可で、システムの不備もその理由などについては知らされていないそうだ。
サポート業務をするうえでの情報共有はされておらず、組織運営も常識外、ほんのMeta社の社内事情でユーザーは余計な手間を被る。
当方と同様の苦情は過去に多数あるそうだが、改善もされていないとも言われた。
日本だろうがアメリカだろうが担当者レベルで収まらなければ上長、そして当該部門へと話が行くがMetaしゃではそんな常識が無いとのことで、改善されていないらしい。
散々社内事情も言われたが、「Meta社の社内事情による不備をユーザーが被る謂れはない、それは日本でもアメリカでも同じだろ、考えが甘い」と話したところ相手もエキサイトしてきたが、それは日本語を喋るが向こうの人間だからだろうが、被せて向こうの社内事情ばかり言ってくるのは甚だムカついた。

ただ、ムリと言うのだから不毛な時間は終わらせようと思った。
「InstaでもFBでも広告出稿をしたければ、自分のカードへの決済に関する日時やそれを左右する支払い単位額の設定が出来ない状態で領収書の管理が大きな手間になることを飲まなければいけないのだな」と告げた、「はい」と返してきたが刹那「いいえ、判断はお客様になります」と発言を変えてきた。
電話の冒頭「録音する」と言ってきたからな、勢いに任せて「はい」と言ったが流石に拙いと思ったんだろうな。CSのオペレーターとしてはレベルが低い。
こちらは「はいって言ったんだから」と突っ込むと、また被せて「お客様の判断・・・」と言ってきたが、不毛でこちらも社内電話だけに録音しているから何かあっても証拠は残るので「決済絡みでは非常に労力を要されること前提で出稿しろということだな」と少し文体を変えて言って黙らせた。

そもそも
およそこの広告が出てもタップはしないよなと思っていた広告がCTR3%弱。
ただGoogleAnalyticsで見るとサイト滞在時間はほとんどが0秒で1秒がパラパラ。俺が間違って広告タップしても0秒=1秒未満では閉じる事が出来ない。
以前都内のある広告代行企業へ突っ込みを入れて契約を中途で解除させたことがあるが、そこもやたらクリック・タップは来るが滞在時間・PV/セッションが1しかない酷いパフォーマンスで、オーガニックなどと比べると無意味の結論にしかならなかったのだが、それと同様の自作自演っぷりを感じさせるもので、なまじなディスプレイ広告よりCTRパフォだけ見れば優秀だ。
だが着地後のパフォのあまりにも悪い内容から出稿は無意味で、タップもMeta社の自演ではという疑念を持った。

結論
当方は自然SEOに力を入れていて、アルゴリズムの変化があっても変動が少ないので特別な要件や最上位表示が必要な場合以外リスティングも推奨していない。
Meta社広告はそんな既存のディスプレイ広告や検索広告よりもシステムエラーが多くその対応・改善も行わないこと、UI設計・運用がユーザー向けではなく社内事情でありユーザー負担が増やされることからも推奨しない
Facebook/Instagram/ThredsなどMeta社広告をお考えの方で疑念をお持ちの方、公にはできない資料を以ってその根拠などを説明する逆コンサルも行います。
費用は時間単位+交通費で承ります、Contactフォームからお気軽にどうぞ。