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集客導線としてのSNSの使い方

service 集客導線としてのSNSの使い方
最終更新日: 2020年10月20日

リピートユーザーの多い業種・店舗は使わない手はありません

SNSの商利用

SNSSNSが世に出てから10年くらいですか、その前はアメブロとかMixiでしたね。スマホの普及とタイミングが合っていたこともあるとは思いますが、今は多くの人が何らかのアカウントを持ちそこから情報を取り入れています。
何らかのSNSを利用しているのは概ね50代くらいまででと考えるのが適当ですが、もちろんそれを商利用に使わない手はなく、企業にその線で販促の提案をしてくる業者さんや企業向けセミナーをやったりと実際のSNSの外でも賑わいをみせています。
商利用となればもちろんメインは商品紹介・知見・購買となりますが、前述した業者もセミナーも私が経験したものは殆どが制作会社さんの紹介のためのものといった意味のないものでした。
ここでは今(2020年)の時点でですが、どの様に使うべきかを少し。

SNSを使うことが目的になっていませんか

様々な業者さんやセミナーなどで触発されて商利用する企業・店舗が多いですが、SNSで商品なりを紹介することだけが目的になっているケースが多いように思います。
これは広報・販促など全体に言える事ですが、認知~購買までのフローを考えずただSNSだけにフォーカスして販管費を無駄使いしている事例を多々目にしてきたからです。
現在商利用で多く用いられるSNSはTwitter・FaceBook・Instagramですが、SNSに限らず以前のアメブロやMixi含めソーシャルネットワークに関するものは流行・廃りがありまた、近年はいわゆる「ソーシャル疲れ」を感じて閲覧・更新頻度が下がっている方が増えてきているのも事実です。
ですからそれらを踏まえ、何を誰に売るのか・知ってもらいたいのかを明確にし、認知~購買・知見などのフローの入り口として適切なものを利用いただければと思います。

Twitter

Twitterサンプル利用層は10~20代をメインに、50代までは対象になります。
レスポンスが早く、度々「炎上」することからユーザー数・インプレッション・エンゲージメントの多さがうかがえます。消長激しいソーシャルネットワークの中では長く安定して利用されているサービスです。
文字数制限がありますが導線の入り口としては充分な文字数と言えますし、投稿にホームページのリンクが貼れるので業種・商品・サービスによっては多くの流入が見込めるケースもあり、ホームページ投稿の際に自動投稿も可能なのでこうした利便性からも商利用には向いています。
例えば釣具屋さんであれば釣果を書いたブログ(コンテンツマーケティングの一環ですよね)と商品紹介や情報を併せ投稿するアカウント運営を行なえばそこそこのフォロワーは得られますし、商品紹介ページまで1クリック(タップ)ですから利用しない手はないでしょう。
逆にここからは当方の経験に基づくものですが耐久消費財、住宅販売など高額で生涯一度といったようなものの利用には不向きです。これはリピートが無いからフォローする方が少ない、Twitter上でそういった情報を求めているユーザーが少ないからでしょう。普通にGoogleやyahooで検索して住宅メーカーでも探したほうが早く詳しい情報に遭えるからです。

Instagram

「もうピークは過ぎた」「後2~3年」などと言われていて実際投稿数も減ってきてはいますが、未だユーザーが多くヘビーユーザーは検索もInstagram内で行なう流行(実際筆者自身もうピークは過ぎていると感じていますが)のSNSです。Twitterよりはユーザー層において年齢は若干高めで女性ユーザーが多いようです、また、FaceBook連携といった便利な面のあるSNSでもあります。
ほぼスマホ専用といった感のあるもので、スマホからの投稿(筆者はPCからも投稿しますが)・閲覧が基本です。写真を見せるといったことから始まったSNSなれど、今となっては他のSNSも同様写真・動画のアップが出来る事から、FaceBook連携・シェア以外に特別感は無いと思います。

Instagramサンプル※見本用サンプル画像です商利用の観点からみると、Twitterのように投稿に記事へのリンクが貼れないので認知はされてもその先へのUIを考えると扱いにくいです。それでも、一投稿で複数の写真・動画をアップできることからTwitterよりは住宅関連など耐久消費財の導線としては利用しやすいでしょう。
ただネット検索ではTwiiterのように検索結果に現れない、閉じられた世界の中といっても過言ではないので、世情(廃りが来たと感じたら)により利用を止めてしまってもよいと思いますが、一応最低限の用い方はあるのでここに少しだけ。

キャプションの書き方ですが、その文章内のキーワードとなる単語をハッシュタグとして使います。「#」が入るので読み辛いと思われる方もいると思いますが、逆にハッシュタグは文字色が変わり目立つのでメリットだと思います。

次にプロフィール画面へのリンク=導線を貼る。
個々の投稿に外部へのリンクが貼れないInstagramの泣き所を少しでも解消するためのものです。写真の上のプロフィールアイコンをタップすれば済むことですが、潜在ニーズのある方はキャプションを読みます。そうするとスクロールによりアイコンが画面外に出てしまいますし、何らかの形でキャプション部分に案内を設けることで、プロフィールや他の投稿を見てもらうための入り口となります。
プロフィール画面にはホームページのURIを貼れますが、商品問合せなどは個人情報を含むことが多いのでInstagramのコメント欄は不向きですし、DMからではお互いに情報不足となりやすいので商利用の際はこうした導線を考慮する必要があります。

固定のハッシュタグは最後にまとめて。
これは多くの投稿がハッシュタグを最後に纏めいるのと同様ですが、投稿毎変わるものはキャプションの文章中に記述するので数が少なくて済みますし、プロフィール画面へのリンク共々予めテキストで用意しておき、コピペで済ますことも出来るので投稿の煩わしさが多少は楽になると思います。

FaceBook

一世を風靡したfaceBookですが、ここ数年は往時の勢いが無く商利用以外での利用もInstagramからのシェアが殆どかと思います。
主たるユーザー層が40~50代とも言われるので、ターゲットがその世代にマッチするのであれば動いてもよいかと思いますが、今時業者さんでもFaceBookで集客とはあまり聞きません。
日本人の国民性から本名でアカウントということも他のSNSと比べればマイナスに働いたと思いますし、Instagram連携で済ます方が多いので、敢えて商用での導線として利用する必要はないと思います。
一応当スタジオ制作のCMSサイトではFaceBookでも自動投稿機能を付与可能ですが、過去にFaceBook側の都合で機能しなくなった経緯もあるのでお奨めはしておりません。