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SEO対策(オリーブGarden)
2025年01月アップ
当スタジオではSEO対策も承っているのでその実例を。
サイト概要
- 霊園の公式サイト
- マーケットは所在自治体およびその周辺
- ターゲットはお墓購入を検討している方・ご家族
目的
販売促進。CV(コンバージョンは)資料請求や問い合わせによる「情報」。リピートのほぼ無い商材であることから、ブランド認知はこだわらない。
サイト概要
制作から当方で行いました。
SEO対策など念頭に制作を行ったことで、比較的早期から上位表示されました。
制作に伴い「オリーブGarden」という横文字のブランドであること、旧来の墓地とは異なり庭園風の瀟洒な霊園であること、生前にお墓を購入できる霊園であったことなどから、バブル世代~団塊世代にうけの良さそうな、横文字的なお墓のサイトとしました。
当初1か所のみの開園で、複数個所の開園予定から霊園=ブランドサイトにディレクトリとして霊園サイトをぶら下げる格好とした。
ブランドとしてのページと、SEO対策としてではないコンテンツマーケティング用のページを作り、霊園ページは行政の許可により開園前に公開。
その後2件目の霊園開園に伴い、霊園ページを追加。
マーケティング
- 船橋市と佐倉市の霊園が存在、現代のお墓購入は生活圏で求める方が多いことからマーケットは狭い。
- 商品から購買層の年齢は50代以上が多く、50~60代が最も多い。
- 樹木葬という近年人気の商材がありまた、霊園名の副題にも「樹木葬」とついているのでこれを強みとして前面に。
特殊なまた閉鎖的な業界で、皆さん「その道のプロ」意識は高いが、その実マーケティングなどは「肌感覚で」といういい加減さ。
ざっくりだが、生活圏で求めるってところは多少の誤差を除けばそのままなので、比較的易い。
設計/施策
- 外的対策はそれなりに(バックリンク購入などは一切していない)。
- WordPressをプラットフォームとしたサイトで、マルチサイト機能を使うと現場サイドでの利用にUIが低下することから、下層ディレクトリの霊園サイトそれぞれにシステムを組んでいる。テーマは当スタジオオリジナルのテーマで、各種タグやOGP・JSONなど自動化されているが、これを最大限利用(一部サイトに合わせカスタムするが)し最適化を行う。
※Googleのアルゴリズム変化による上下動があまり大きくならないテーマだが、何がどう動くかわからないので適宜調整できるのも強み。 - 商材が多くなく、共起語として併せる自治体名・地名も多くないことから、キーワード・共起語を絞り込みそれぞれに対する検索ボリュームなどを調査。そのうえで数と共起語ごとのCVへの優位性を調査し優先度も考慮。
※商品カテゴリが少ないので比較的組みやすい。 - UIになることだが、コンテンツマーケティングのために作ったコンテンツ/ページは、うんちくとして各ページから指定キーワードにより自動リンクを張る。
余計な内部リンクではないので、多少でもSEO効果を期待。
結果
これはあくまでも参考的な平均順位推移。
Ubersuggestの無料プランなので25キーワード制限がある他、多くの機能制限はあるがこのサイトのように1自治体で1大カテゴリ的なものであれば足りる。
複数自治体で支店などがある場合は、下層の支店ページが上位に来るように(UI部分や着地時の解りやすさも考えれば)ならないと難しく、支店ごとの共起語監視が要るなど無料プランでは要件を満たさないかもしれないが、この件ではうまく行った。
追跡するキーワード/共起語の増減だけでも平均値だから変動する。固定であればサイト自体への評価が見えてくる。
このサイトの場合、最初にドメイン直下のブランドサイトを公開したが、開園控える船橋霊園をにらんで「船橋」「船橋市」で上位に来るように施策していた。
その後船橋霊園オープンに伴い、下層に霊園サイトを置いた。
おおよそ半年で主要共起語「船橋 樹木葬」などは10以内から3以内となり、CVも同社比としては堅調に発生するようになった。
その後、下層に佐倉霊園を置くにあたり、ブランドサイトであるトップの地名などを変更、下層の霊園ページが「船橋 樹木葬」などの検索結果に上がるように修正。
佐倉霊園ページを置いてからは、全てに霊園ページに対し「船橋 樹木葬」「佐倉 樹木葬」など主要共起語での結果に挙がるよう調整。これには外部対策もあり少々手間ではあったが変更、結果として主要共起語での結果は下層の霊園サイトになりまたトップページも比較的上位(1ページ目)に置かれるようになった。
こちらはキーワード・共起語毎の順位変動を見ている。
VOLとは月間検索数のことで、GoogleAdsのキーワードプランナーと同じ数値なので信用してよいと思う。
VOL0のものがいくつかあるが、そこが業界通の方との相違で、施策する側としてはの0のものは圏外でも構わないからと考える。
世情などの移り変わりでその0が有意なものに変化することもあるが、本件では絞り込みが比較的容易で、順位も安定していることから、良い仕事ができたのではと考えています。